天秤とALMAGEST 稽古場日記

<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 謎のステップふみ | main | スタンバイはOK! >>

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - | - |
前回の公演『狂騒パレード』から引き続きの参加になります、きちはなと申します。
宜しくお願い致します!


さてさて、本日の稽古は後半部分の本読みでした。

人数が少ないのもあり、役者はそれぞれ、自分の持ち役の他に、代役を一人分、
つまり一人二役方式で台本を読んでいくことに。

「人数が少ない」とは言え、演出さん含め8名(後から2名来たので、
稽古終わりには10名でしたが)いたので、
稽古場のスペースを考えると 決して少なくはないのですが、
実は今回の『天アル』、役者が総勢16名と結構な大所帯なのです。

皆、仕事をしながら稽古に励んでいるので、
日によっては全員揃わないことも当然あるわけですねー。


そんなこんなの一人二役。


元々、朗読から芝居の世界に入ったクチなので、
紙面上の文字を切り放して 空気に溶け込ませるという作業は、
私にとってはとても楽しい…というか、もはや大事な「準備体操」になっています。
芝居をやる前には欠かせない行程というか。

台本を黙読した後、頭に浮かぶイメージを、実際 身体で表現しようとすると、必ずそごが出てくる。
そのズレの範囲を、本読みの際に 幾らかでも自分の耳で確認しようと。

だから、どの台本をやるにしろ、持ち役じゃないにしろ、毎回全力です。

どれだけ周りが引こうとも、全力疾走です(笑)。


あとは、自分の役ではないキャラの気持ちを丁寧に倣うことで、
持ち役や、作品の世界観の側面が見えてくることがあって。
自分のキャラとだけ対話していたのでは見えない面。
そういう、いろいろな視点からの目線を増やすことで、
より そのキャラも世界も立体的に見えてくるのかなぁと。


でも、これはあくまで私のやり方。

十人十色、まさしくこの作品に参加する全員が、様々な考え、姿勢で臨みます。
それはやっぱり、大変でもあり、けれど何よりワクワクすることです。


役者だけでも16、演出さんやスタッフさんを合わせたら…一体 何色の世界が舞台上に広がるのだろう。


そんなことを考えた、19日の稽古場でした。
| 17:41 | きちはな | comments(2) | trackbacks(0) |
| 17:41 | - | - | - |
いこ (2011/01/21 8:40 AM)
いろんな色が混じり合って、
きっと見たこともない綺麗な色になりますよっO(≧∇≦)o
きちはな (2011/01/21 11:57 PM)
そうだよねっ!

がんばろうね、いこちゃん!









url: トラックバック機能は終了しました。